新しい美術館の構想は、佐伯祐三作品31点を含む山本發次郎コレクションの寄贈（1983年）をきっかけに誕生しました。1990年より本格的に収集活動をはじめ、これまでコレクションを質量ともに充実させてきました。

アメデオ・モディリアーニやウンベルト・ボッチョーニといった海外の大家の名品、大阪ゆかりの画家である小出楢重や池田遙邨、現代美術の吉原治良や森村泰昌の代表作、そして家具やポスターなどのデザイン作品も幅広く収蔵する大阪中之島美術館コレクションは、国内外から高い評価を得ています。本サイトではこれらの優品を、詳細な画像や豊富な関連情報とともにご覧いただけます。

大阪ゆかりの天才画家・佐伯祐三と、大阪・中之島をかつて拠点とした前衛美術グループ「具体美術協会」は、ともに大阪中之島美術館コレクションの大きな柱であり、本サイトの特設コーナーではその魅力をたっぷりとご紹介しています。

本サイトではコレクションの紹介に加え、新しい美術館の整備計画についての情報や、開館までの活動の案内や記録も随時掲載します。また、美術館の主要事業のひとつであるアーカイブについても紹介しています。ウェブ上のバーチャルな鑑賞、最新の情報を提供するアートリップミュージアムを、あなたの前に大きく広がる美術の旅への身近な入り口として是非お楽しみください。